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11日の事業仕分けの結果
※()内は担当省庁▼廃止
国土・景観形成事業推進調整費(国交省)、地域健康づくり推進対策費(厚生労働省)、子どもの読書活動の推進事業、子どもゆめ基金(文科省)
(略)
(2009年11月11日16時14分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091111-OYT1T00809.htm
(略)
一方、仕分け人の判定結果を取りまとめ役が覆すケースも出た。国の審議会が推薦する児童劇を全国の児童館などで公演・上映する「優良児童劇巡回等事業」について、仕分け人12人の判定は「廃止」1人、「自治体や民間に任せる」3人、「予算削減」6人、「要求通り」2人だったが、取りまとめ役の民主党の菊田真紀子衆院議員が「子供たちに直接夢や希望を与える事業は大切にすべきだ。私の政治判断として、要求通りとしたい」と結論づけた。
(2009年11月16日19時38分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091116-OYT1T01056.htm
( ゚д゚)ポカーン
優良児童劇巡回等事業
菊田真紀子「子供たちに直接夢や希望を与える事業は大切にすべきだ。私の政治判断として、要求通りとしたい」
子どもの読書活動の推進事業
廃止
( ゚д゚)ポカーン
ついさっきまで、子どもの読書活動の推進事業の廃止は妥当だとは思ってた。
そりゃ医療制度とか、生死に関わることは最優先にされるべきだよ。死んだら、本読めないし!
推進事業では有識者会議だのなんのかんのして学校図書館とか学校司書を
小奇麗なポスターやらパンフを作ってアピールはしてくれてたけど
私(司書)が貰っても意味ないじゃん!もっと、図書館なにそれ美味しいの?みたいな
人に配れよ!!とかスゲー思ってたさ。もっとやるべきことあるだろうよ、と。
カネもなければヒトもない。でもさ「専任、専門の学校司書」じゃなくても
小中学校の先生や授業持ちながら司書教諭やってる先生、多くのボランティアさんが
どんなに本が少なくたって、その中からでも、素晴らしい本を掘り出して
子どもに与えることだってできる考えてた。
(もちろん「専任、専門の学校司書」は絶対必要なですが!)
でも、こりゃ何なのさー。
本は子どもたちに直接夢や希望を与えてないのか。
んなわけないだろうよ。
「子供たちに直接夢や希望を与える事業は大切にすべきだ。
私の政治判断として、作家を直接支援する。」
んなわけないだろうよ。
演劇を悪く言ってるんじゃない。
演劇が良くて、読書が良くない、って比べるような問題でもない。
追記
って、比べる気持ちなかったんだけど、こうして並列したってことは比べてるんですよね!
どっちも心に訴える「読書」と「観劇」だったから、こう思ったんですが
どうなのかなーと悶々と堂々巡り。